サルノコシカケ類のきのこの同定に挑戦する皆さん(下)

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3月のキノコセミナー
3月16日(土) 方南共同ホール 参加21名
サルノコシカケ類の同定に挑戦
「キシメジ類のキノコ2」「ベニタケ科入門」「サルノコシカケクイズ2」
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チチタケ科のきのこの傘には環紋(上左)が、ベニタケ科では粒状線(下右が多く見られる

ニオイワチチタケ(上左)のカレーの匂い、ケショウハツ(左)のカブトムシの匂いなど、きのこの匂いも大切な特徴
(オオチリメンタケの例)
傘の表面(上)、断面(右上)、裏面(右)









きのこの傘の表面(左)、裏面(中央)、断面(右)を観察する(ベッコウタケの例)
「キシメジ類のキノコ2」を解説する長谷川さん(右)

ホウライタケ科のオオホウライタケ
(下)
 長谷川さんの「キシメジ類のキノコ2」では、ホウライタケ科~タマバリタケ科の9科のキノコ36種について解説がありました。これらの科のきのこには公園などではよく出会うがその名前がわからない種が多く、その意味では受講生の皆さんのキノコの世界が広がったのではと思われます。
 池田さんの「ベニタケ科入門」では、縦に裂けないという共通の特徴を持つベニタケ科のきのこですが、きのこを壊さずにベニタケ科であることを見分ける観察法から、他の分類群のキノコとの違いを、また、同じベニタケ科のベニタケ科とチチタケ科の見分け方など、ベニタケ科のきのこの観察法と同定について解説がありました。
 大舘さんの「サルノコシカケクイズ2」では、サルノコシカケ類のきのこの観察法の解説に続き、受講生の皆さんが配布された標本12種の同定に挑戦されました。
ルーペとナイフを使って標本を観察(上)
きのこが縦に裂けない(上)以外のベニタケ科のきのこの特徴は(左)
「ベニタケ科入門」を解説する池田さん(右)
クヌギタケ科のアミヒカリタケ(上)

ツキヨタケ科のヤマジノカレバタケ
(左)