表紙のキノコ
胞子は楕円形大型で表面平滑
胞子紋は紫褐色
サケツバタケ
Stropharia rugosoannulata Farlow
in Murrill
モエギタケ科 モエギタケ属
撮影 大舘 くみ(2011.5)
解説
◆子実体:キシメジ型で中型〜大型。
◆傘:幼時半球形から開いて平らとな
り、縁がヒダより外に出る。色は赤
褐色〜紫褐色で、表面は湿ってい
るとき粘性がある。肉は白く硬い。◆子実層托:ヒダは幅広くやや密で、
柄に上生する。色は白から紫褐色
になる。
◆柄:中心生、上下同径で、中実。
中位に星型に裂ける白い膜状の
ツバをつける。色は白〜淡黄色で、
表面には縦の条線がある。
◆味・におい:無味、無臭。
◆胞子:楕円形、大型で表面は平
滑。胞子紋は紫褐色。
◆発生:梅雨時〜秋に、腐食の多い
草地に発生。腐生菌。
◆食毒等:美味な食菌で、多様な料
理に利用が可能。
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シスチジアは縁側とも頂部に突起