表紙のキノコ

胞子は楕円形大型で表面平滑

胞子紋は紫褐色

サケツバタケ
Stropharia rugosoannulata Farlow
in Murrill
モエギタケ科 モエギタケ属
撮影 大舘 くみ(2011.5)


解説
子実体:キシメジ型で中型〜大型。
傘:幼時半球形から開いて平らとな
  り、縁がヒダより外に出る。色は赤
  褐色〜紫褐色で、表面は湿ってい
  るとき粘性がある。肉は
白く硬い子実層托:ヒダは幅広くやや密で、
  柄に上生する。色は白から紫褐色
  になる。
柄:中心生、上下同径で、中実。
  中位に星型に裂ける白い膜状の
  ツバをつける。色は白〜淡黄色で、
  表面には縦の条線がある。
味・におい:無味、無臭。
胞子:楕円形、大型で表面は平
  滑。胞子紋は紫褐色。
発生:梅雨時〜秋に、腐食の多い
  草地に発生。腐生菌。

食毒等:美味な食菌で、多様な料
  理に利用が可能。



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シスチジアは縁側とも頂部に突起