カニタケ
Disciotis venosa
チャワンタケ目
アミガサタケ科

春の観察会で、切り株のまわりに菌輪の群生を観察しました。
子実体はチャワンタケから皿形に開き、上面は褐色で皺があり、外面は類白色で粒状の黒い鱗片がおおう。
 光が丘公園は、陸上競技場、野球場、体育館などの運動施設や図書館を備える区民の憩いの場になっています。一方、広い公園の周囲には、スダジイ、マテバシイ、クヌギ、マツ、ヒマラヤスギなど多様な樹木の林が続き、周年でキノコ観察を楽しむことができます。
子実体:クヌギタケ型で小型
傘:円錐形から開いて丸山形、白く表面粉状で裏面の網目が透けて見える
管孔:浅い管孔で網目状(左上)
柄:中心生で細長く中空、色は傘と同様で微毛に覆われる
南方系のキノコで、発光性がある

街のキノコ散歩

光が丘公園のキノコ

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オオシロカラカサタケ
Chlorophyllum molybdites
ハラタケ目ハラタケ科

腐植の多い草地に群生していました。
子実体:ウラベニガサ形で大型
傘:褐色の表皮が成熟すると裂けて白い地が現われる
ヒダ:幅広く密で、白から緑色になる
柄:中心生で中空、リング状のツバがある



 
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シロキクラゲTremella fuciformis
シロキクラゲ目
シロキクラゲ科

 春の観察会で、倒木上に見つけました
子実体は花びら形の集合、半透明の白で、肉はゼラチン質だが乾くと軟骨質になるが水でもどすことができる。
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エノキタケ
Flammulina velutipes
ハラタケ目タマバリタケ科

春の観察会で出会った キノコで、切り株上に束生していました。
モリノカレバタケ型で小型、全体が粘液に覆われ、傘は明褐色、ヒダは白、柄は黒くビロード状。栽培品とはかなり異なった形状。

マンネンタケ
Ganoderma lucidum
タマチョレイタケ目
マンネンタケ科
 
切り株上に群生していました
子実体:有柄形で中型
傘:幼時棍棒形から開いて貝殻型になり、色は白から赤褐色になりニス状光沢がある
管孔:孔口は小さく、白から黄色くなる
柄:側生で細長く硬い
キノコ入門講座では、春と夏の2回のキノコウォッチングを実施しています。特に桜の頃に実施される春の観察会では、多様なチャワンタケ類のキノコを観察することがでます。
園内には多様な樹木が茂る(上)
ツバキキンカクチャワンタケを探す春の観察会(右)

アミヒカリタケ
Filoboletus manipularis
ハラタケ目
クヌギタケ科

朽ちた倒木状に散生していました。
オリーブサカズキタケ
Gerronema nemorale
ハラタケ目
ポロテレウム科

園内に散布されたウッドチップ上に群生していました。
子実体はモリノカレバ型で小型。傘は漏斗形で黄褐色、長い粒状線があり、ヒダはやや疎で柄に長く垂生する
コフキクロツチガキ
Geastrum pectinatum
ヒメツチグリ目
ヒメツチグリ科
 
サワラの樹下に群生していました。
子実体:幼時球形で、外被裂開してツチグリ型となり小型
頭部:有柄で、灰褐色の粉で覆われ、孔縁盤は嘴形

トガリアミガサタケ
Morchella conica
チャワンタケ目
アミガサタケ科

春の観察会で、桜の樹下に列を成した群生を観察しました。
子実体はアミガサタケ形で、頭部はオリーブ褐色で、縦の畝が発達した網状、柄は淡黄色で、凹凸があり中空。
オトヒメアンズタケ
Cantharellus
atrolilacinus
アンズタケ目
アンズタケ科
 
林内の
腐植の多い地に発生していました
子実体:ハラタケ類型で小型~中型
傘:漏斗形で赤紫色
ヒダ:クリーム色で連絡脈がある
柄:中心生中実で白
ツバキキンカクチャワンタケ
Ciborinia camelliae
ビョウタケ目
キンカクキン科

春の観察会で、椿の樹下で見つけました
子実体は小さなワイングラス形で黄土色、杯の内面に胞子ができ、柄は地中の菌核に連なる。
キヌガサタケ
Dictyophora indusiata
スッポンタケ目
スッポンタケ科

竹林に発生していました。
子実体はスッポンタケ型で、幼時白い類球形から外被が裂開して純白のレースのマントが現われ、頂部の円錐形の傘は胞子を含む粘液に覆われる。