6月24日(土) 参加32名
「キノコ入門・日比谷公園キノコウオッチング」
主催 緑と水の市民カレッジ
日比谷公園で夏のキノコがスタート
講師 大舘一夫 木原正博 長谷川明
松林の草の中にはにはクサハツが発生していました(左)
広葉樹の古木の樹幹にはオオミノコフキタケの発生が多く見られました(下)
「キノコ入門・キノコとは」の講義をする大舘さん(右)
園内でのキノコウオッチングで、出会ったきのこの解説をする木原さん(下)
梅雨の到来とともに夏キノコシーズンの始まりとなり、今年も日比谷公園の講座で夏キノコがスタートしました。はじめに、大舘さんの「キノコ入門・キノコとは」の講義があり、続いて日比谷公園内でのキノコウオッチングとなりました。昨年は前日までの天候に恵まれ24種を観察することができましたが、今年は気温の上昇の遅れと雨量不足のためか12種に止まりました。それでも、日比谷公園ではこれまで出会うことのなかったミドリスギタケを観察することができました。
腐朽の進んだスダジイの切り株にはマンネンタケの幼菌が発生していました(左)
夏キノコのスタートでしたが、残念ながら、多くの種に出会うことはできませんでした。これから気温が上昇し、雨量が増えてくれば、日比谷公園のような照葉樹の森が多くある都区内の公園には、テングタケ科、イグチ類、ベニタケ科など、多様な夏きのこが発生が期待できます。
園内の切り株や倒木にはアミスギタケが見られました(下)
日比谷公園では初めて出会いとなったミドリスギタケ