表紙のキノコ
アミスギタケ
Polyporus arcularius Batsch.:Fr.
.タコウキン科 タマチョレイタケ属
撮影 大舘 くみ (2010.5)
解説
◆子実体:有柄型で小型から中型。
◆傘:幼時中央が窪む皿形から漏斗形になるが、縁は永く内巻き。色は淡黄褐色で、表面には褐色のささくれ状燐片が放射状に密布する。肉は白く強靭な革質。 細長い孔口が放射状に並ぶ
◆子実層托:管孔は短く、柄に長く垂生する。孔口は楕円形で大きく放射状に並ぶ。色はクリーム色。
◆柄:中心生、上下同径で中実。
色は傘と同色で、表面には鱗片がある。肉は強靭な革質。
◆味・におい:無味。無臭。
◆胞子:長紡錘形、中型で、表面は平滑。胞子紋は白。
◆発生:通年で発生するが、特に春、広葉樹の切り株や倒木上に多く発生す
る。白色腐朽菌。
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アミスギタケの胞子