表紙のキノコ

ヒダには分岐や連絡がある。

ベニウスタケ
Cantharerellus cinnabarius Schw
アンズタケ科 アンズタケ属
撮影 大舘一夫
 (2010.8)

解説
子実体:ハラタケ類型で小型。
傘:幼時丸山形から開いて中央
  がくぼむ皿形、さらに漏斗形に
  なる。縁は永く内巻きで波打つ。
  色は橙黄色から緋色。表面は
  平滑。肉は白く柔軟。
子実層托:シワは浅く、分岐や
  連絡があり、やや疎で、柄に長
  く垂生する。色は傘より淡色。
:中心生で、下方に細まり、
  中実、上部中空。色と表面、肉
  は傘と同様。

味・におい:辛みがある。柑橘
  類の香りがある。。        

胞子:楕円形、中型で、表面は
  平滑。胞子紋は白。

発生:夏から秋に、コナラなど
  の広葉樹の樹下に群生する。 外生菌根菌。
食毒等:辛みは加熱により甘みに変わり、天ぷらやフリッターで味わ
  う。

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胞子は楕円形で平滑