ヤニタケ
Ischnoderma resinosum (Schrad.)P.Karst.
.タマチョレイタケ目 所属科未定 ヤニタケ属
撮影 大舘一夫 (2015.11)
解説
◆子実体:半背着型
◆傘:幼時類球形から張り出し、厚い半円形になる。基部付近は濃褐色で周辺は淡色、縁は白。表面は微毛でおおわれ、放射状の皺がある。肉は淡褐色で、幼時柔軟だが次第に硬くなり、老菌ではコルク質になる。
◆子実層托:管孔は極めて短く、 類球形の幼菌
白から類白色となり、
孔口は極めて小さく白から灰褐色になり、触れると褐変する。
◆味・におい:無味無臭。
◆胞子:ソーセージ形、小型で、表面は
平滑。胞子紋は白。
◆発生:初夏と晩秋に、高地ではブナ、
平地ではクヌギやサクラの倒木や枯れ
木の樹幹に発生する。白色腐朽菌。 傘の表面には放射状の皺がある
◆食毒等:肉が柔らかい幼菌は食用に
なる。
胞子は小型でソーセージ形 左は傘の裏面、右は断面(右側が
管孔面)
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