キチャハツ
Russula sororia (Fr.)Romell
ベニタケ科 ベニタケ属
撮影 大舘一夫 (2019.7)
解説
◆子実体:ベニタケ型で小型から中型
◆傘:幼時球形から開いて漏斗形となり、
縁に粒状線がある。色は灰褐色で湿時粘性
がある。肉は白く変色性はない。
◆子実層托:幅狭く密で、柄に直生~離生
し、色は類白色。
◆柄:中心生で下方に細まり、髄状~中空
。色は類白色で、次第に灰色を帯びる。肉
は白く縦に裂けない。
◆味・におい:無味だが不快臭がある。
◆胞子:類球形でやや小型で、表面は刺に
おおわれる。胞子紋は白。
◆発生:初夏から秋に、ブナ科の樹下に特
にシイ・カシ林に多く発生する。外生菌根
菌。
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表紙のキノコ
胞子は類球形(径7~9μm)
で、表面は刺におおわれる
幼菌の傘は球形
柄は髄質~中空