キアシヤマドリタケ
orキアミアシヤマドリ(宮内)
Boletus auripes Peck
イグチ科 イグチ属
撮影 大舘くみ(2016.7.2)
解説
◆子実体:イグチ型で中型~大型。
◆傘:幼時半球形から開いて丸山形。
色は暗褐色で湿時弱粘性。肉は白~
淡黄色で緻密、傷つくと黄変する。
◆子実層托:管孔で柄に湾生する。
孔口は密で、幼時白い菌糸におお
われ、後に黄色い孔口が現われ、
やがて褐色となる。傷つくと褐変
する。
◆柄:中心生で上下同径、基部がや
や太い。色は黄色で、表面には同
色~濃色の網目がある。肉は傘と
同様。
◆味・におい:旨みあり、無臭。
◆胞子:紡錘形でやや大型、表面平
滑。胞子紋はオリーブ褐色。
◆発生:夏にコナラ・クヌギなどの樹
下に発生。外生菌根菌。
◆食毒等:食毒不明。
胞子はやや大型で紡錘形。
胞子紋はオリーブ褐色。
孔口は幼時白い菌糸でおおわれるが、やがて黄色い孔口が現われる(中心部)。
柄の表面にはには網目がある。
傘は丸山形で濃褐色