表紙のキノコ

セイタカイグチ
Boletellus russellii
(Frost) E.-J. Gilbert
イグチ科 キクバナイグチ属
撮影 大舘くみ(2018.9)


解説
子実体:幼時丸山形から開いて平らになる。淡褐色で、表面は平滑~フェルト状。肉は軟らかく淡黄色~淡褐色で、赤変性。
子実層托:管孔で柄に上生または離生する。オリーブ色で密、孔口面は緑色を帯びる。
柄:中心生で細長く、基部は棍棒状。赤褐色で、表面には弱い粘性があり、同色縦長の網目に覆われる。肉は傘と同色で赤変性。
味・匂い:無味・無臭。
胞子:楕円形で大型、表面には縦条がある。胞子紋はオリーブ褐色。
発生:夏~秋に、コナラ・クヌギ・マツ林の地上に発生。外生菌根菌
食毒等:有毒。


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胞子の表面には縦条がある



柄は縦長の網目で覆われる