表紙のキノコ
ツノシメジ
Leucopholiota decorosa (Peck) O.K.Miller, Volk et Basette
キシメジ科 ツノシメジ属
撮影 大舘 一夫 (2012.8)
解説
◆子実体:キシメジ型で小型から 大
型。
◆傘:幼時類球形から丸山形に開い
て平ら。色は黄褐色から明褐色で、
表面は同色の繊維状鱗片が集合し
たツノでおおわれる。肉は白く緻
密で変色はない。
◆子実層托:ヒダは密で、柄に上生
する。色は白。◆柄:中心生、上下同径で基部が膨
らみ中実。色・表面ともに傘と同
様で、上部に綿毛状のツバがあり
、ツバより上部は平滑。肉は傘と
同様。
◆味・におい;無味・無臭。
◆胞子:楕円形、やや小型で、表面は
平滑。胞子紋は白。
◆発生:夏から秋に、シラカバなどのカンバ類の倒木や切り株に発生す
る。腐生菌。
◆食毒等:食毒不明食用。
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