フクロツルタケ
Amanita sp.
ハラタケ目テングタケ科

スダジイの林内の地上に、大型のきのこが並んでいました。
傘:丸山形で、表面を褐色綿屑状の鱗片が覆う
柄:中心生で中空、基部に白く厚い膜状のツボがある
オサムシタケ
Tilachlidiopsis fnigra
ボタンタケ目 トウチュウカソウ科

頭部:樹枝状に枝分かれした先端に白粉状の分生子がつく
柄:細長い針金状で、基部は地中のオサムシタケに連なる

街のキノコ散歩

駒場公園のキノコ
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桜の根に沿って発生していました。近来、多くの公園でナラタケモドキによる樹木の枯死が起きています。その後この桜の木も枯れてしまいました。


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ツブカラカサタケ
Leucoagaricusamericanus
ハラタケ目ハラタケ科
落ち葉溜めにたくさんの白いきのこが群生していました
傘:平らで、淡褐色の表皮が細裂し、細かい無数の粒状鱗片となり白い地を覆い、赤変性がある

ハリガネオチバタケ
Marasmius siccus
ハラタケ目ホウライタケ科

雨上がりの落ち葉の上に可愛いきのこが小さい傘をさして並んでいました。
傘:円錐形で粗い条線があり、黄褐色
柄:濃褐色で、細長く針金のように硬い




 井の頭線「駒場東大前」を下車し、閑静な住宅街を5分ほど行くと駒場公園に到着する。園内には、日本近代文学館や旧前田家本邸があり、鬱蒼と茂る照葉樹林内には散策路が整備されている。さほど広くない公園ではあるが、夏には多様なキノコを観察することができる。
日本近代文学館(左)
ツクツクボウシタケ
Isaria cicadae
ボタンタケ目 トウチュウカソウ科
近くにある駒場野公園で見つけました
頭部:樹枝状に分岐した表面を白粉状の分生子が覆う
柄:円柱形で、地中のツクツクボウシタケの幼虫に連なる











センベイタケ
Coriolopsis strumosa
タマチョレイタケ目
タマチョレイタケ科

倒木上に群生していました
傘:半円形で扁平、濃褐色で環紋があり、凹凸と放射状の皺がある
子実層托:管孔は短く、孔口は小さく淡紫褐色で、傷つけると濃紫褐色になる





クモタケ
Nomuraea atypicola
ボタンタケ目 科未確定

頭部:棍棒形で、表面を帯ピンク灰色の粉状の分生子が覆う
柄:円筒状で、地中のトタテグモの巣中に連なる




コウジタケ
Boletus fraternus
イグチ目 イグチ科

マテバシイの樹下で、綺麗なきのこに出合いました
傘:丸山形で赤褐色、表面はビロード状、傘の裏は黄色い管孔
柄:中心生で中実、色は傘と同様
麹臭がある




モチゲチチタケLactarius brunnescens
ベニタケ目ベニタケ科

シラカシの樹下に発生していました。
傘:平らで中央が窪み淡褐色、触れると粘りを感じる
柄:中心生で中空、縦に裂けない
肉:傷つけると白い乳液を分泌する




ナラタケモドキ Armillaria tabescens  ハラタケ目 
タマバリタケ科